会話一(初涉IT职场)
香川 どうぞお入りください。 孫 (ドアを開けて)失礼します。 香川 どうぞおかけください。
孫 失礼します。はじめまして。北京から参りました孫輝と申します。どうぞよろしくお願いします。
香川 よろしくお願いします。では、早速ですが、当社を志望した理由をお聞かせください。
孫 はい。私は大学で情報工学を専攻してSun認定Javaディベロッパーの資格を取得しました。大学卒業後は、中国のIT関連企業で3年間プログラマーとして働いておりました。将来は国際的なSEになることを目指しております。御社は各国に支社を持ち、高い技術力でたくさんの企業より信頼を得ており、魅力を感じていました。今までの経験を生かしながら、さらに高い技術も習得し、御社に貢献できればと思い、志望しました。 香川 なるほど、孫さんはこれまでにどのようなシステムのプログラムを作った経験がありますか。
孫 はい。直近では、図書検索Webシステムの開発に携わりました。その中の機能として、主にキーワードを入力して、一致した図書の一覧をOracleのデータベースから抽出し、画面に一覧を表示するプログラムを作りました。そうですか。当社では、最近Webアプリケーション開発にも力を入れているところなので、孫さんにはぜひ戦力になってもらいたいですね。
孫 はい。お役にたてるように頑張ります。
遠藤 ところで、孫さんはなぜ日本で就職しようと思ったんですか。 孫 そうですね、私は子供のころから日本のアニメなどが好きで、日本に行くずっと憧れておりました。今回御社の募集を拝見して、是非このチャンスに日本で働きたいと思いました。
遠藤 なるほど。日本ではどのぐらい働くつもりですか。 孫 どのぐらいというのは、まだ特に決めておりませんが、できればずっと働きたいと思います。
遠藤 そうですか。頑張ってくださいね。 孫 はい。
香川 孫さんは、日本語はどの程度できますか。 孫 はい。日常会話とメールのやり取りはできると思います。新聞やテレビのニュースでは少し分からないところもあります。
香川 職場で分からないころがあったら、すぐ確認してくださいね。 孫 はい、よろしくお願いします。
香川 では、こちらからの質問は以上ですが、何か孫さんから質問はありますか。 孫 はい、御社に採用されましたら、最初にどんな仕事をさせていただけますか。
香川 そうですね。孫さんは経験者ですから、Web系のプロジェクトに入ってもらうつもりです。その前に、まずは、日本に環境に慣れるまで
2、3ヵ月、現在、進行中のプロジェクトに入っていただいて、PGとしてプログラム製造にかかわっていただきます。そして、プロジェクト後の評価を基に、その後のプロジェクトを決めていくことになると思います。
孫 わかりました。
香川 他には何かありますか。 孫 いいえ、大丈夫です。ありがとうございました。 香川 それでは、面接は以上で終わりです。
孫 (一礼して起立し)本日はありがとうございました。 香川 (退室の許可)どうぞ。
孫 (部屋の出口へ移動して)よろしくお願いします。失礼します。
会話1総務の人と
孫:おはようございます。孫輝と申します。今日から第一開発部で働くことになりました。どうぞよろしくお願いします。
春日:おはようございます。総務の春日です。よろしくお願いします。では、ちょっと勤怠について説明しておきますね。まず、就業規則に従ってください、欠勤する時はもちろんですが、ちょっと遅刻する時も連絡してください。 孫:はい。
春日:それから、昼体み以外で外に出る場合10分以上席を外す場合は、ホワイトボードに書いてくださいね。 孫:わかりました。
春日:詳しいことは、この就業規則の冊子に全部書いてあるので見ておいてください。 孫:はい。
春日 あと、冷蔵庫の中の食べ物や飲み物で、名前か書いてあるものは、個人用なので食べないでくださいね。
孫 はい。そうすると、自分に物に名前を書いておけばいいんですね。 春日 そうですね。傘も間違って他の人のものを持っていかないように気を付けてください。それから、コーヒーやポットのお湯は自由に飲んでいいですよ。他に、分からないことがあったら、気楽に回りの人や私に聞いてください。 孫 はい。よろしくお願いします。
会話2 自己紹介
香川:皆さんちょっといいですか。今日から第一開発部で一緒に働くことになった孫輝さんです。じゃ、孫さんからみんなに簡単に自己紹介してください。
孫:はい、中国から参りました孫輝と申します。中国では3年間IT関連企業でWEB系プログラムーとして働いていました。日本は初めてなので慣れないことばかりですが、頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。 (一同):よろしくお願いします。 会話3ちょっと休憩……
山口 孫さん、お疲れ様です。 孫 お疲れ様です。
山口 私も先月入社したばかりなんですよ。 孫 へえ、そうなんですか。
山口 孫さんは、中国のどこで働いてたんですか。 孫 僕は北京で働いていました。 山口 ふうん。 孫 山口さんも別の会社からいらっしゃったんですか。
山口 はい。ホームページに制作会社にいたんですが、たばこを吸う人が多くて……。 孫 そうだったんですか。そういえば、ここにはたばこを吸う人がいないみたいですね。灰皿がないな。
山口 そうそう。だからここで働こうって思ったの。 孫 へえ、そうなんです。
山口 孫さんって中国でプログラム作ったの。 孫 ええ。
山口 で、どんなシステムのプログラムを開発してたの? 孫 図書検索のWebシステムを作ってましたよ。
山口 へえ、それでなんで日本で働こうって思ったの? 孫 ええと、日本のIT業界で働いてみたかったし、子供のころから日本のアニメが好きで。 山口 そうなんだ。あ、もうこんな時間。じゃあ、これからよろしくね。 孫 こちらこそよろしく。
会話1 遅刻
大森:部長、孫さんがまだ来ていないんですが,何か連絡がありましたでしょうか。 香川:いや、ないよ。どうしたんだろう。 孫 :おはようございます。 香川:孫君、遅いじゃないか。
孫 :電車の乗り継ぎを間違えてしまったんです。駅の案内も分かりにくくて。まだ日本に慣れていないもにですから。
香川:言い訳はいいから。事前に連絡してくれないとみんな心配するし、迷惑もかかるん
だよ.
孫 :あ、すみません。
香川:<あ、すみません>じゃないよ。
こういう時は、<大変申し訳ございません>って言うもんなんだよ。 孫 :はい。大変申し訳ございません。
香川:じゃあ、仕事については、大森君から説明しておいてください。 大森:はい。では、こちらで説明するので来てください。 会話2 指示を受ける
大森 孫さん、今のことなんですが、言い訳する前に謝るものなんですよ。部長も大変心配していらっしゃいましたからね。これからは気を付けてください。 孫 はい。これから気をつけます。申し訳ありませんでした。 大森 それから、後で遅刻届、出しておいてくださいね。 孫 はい。わかりました。
大森 では、仕事のことなんですが、孫さんには、今月は、今開発中のシステムのテストを手伝えってもらいます。 孫 はい。
大森 結果は、結果欄に○か×を書いてください。○の場合は、指定のフォルダーにエビデンスを保存してください。×だったら、具体的な現象を書いておいてください。 孫 はい、わかりました。
大森 孫さん、そろそろ定時ですけど、どうですか。
孫 はい。今日はテスト項目100項目中37項目終わりました。 大森 そう、お疲れさま。今日はもういいですよ。 大森 はい。では。お先に失礼します。 大森 お疲れさまでした。
会話二(项目进展汇报)
会話1 会議で進捗報告をする
渡辺 それでは、進捗会議を始めます。すでにお知らせしたように、お客さんとの話し合いの結果、先日の仕様変更依頼に対応することになりました。各自の変更された作業分担、スケジュールに従って、進捗の報告をお願いします。では大森さんからお願いします。 大森 はい、A画面のコーディングが完了しましたので、今朝から仕様変更対応になった検索条件入力画面の修正作業に入りました。までに終わらせ、B画面の単体テストに戻る予定です。
渡辺 わかりました。では、次に鄭さんお願いします。
鄭 はい。私も進めていたメンテナンス画面のコーディングを一旦止めて、仕様変更になった共通関数を修正しました。変更後のスケジュール通り、二日半で終了したので、昨日からメンテナンス画面のコーディングに戻っています。こちらもスケジュール通り、今日中に終了する予定です。
渡辺 わかりました。では、次にグプタさんお願いします。 グプタ はい。……
会話2作業が遅れた事情を説明する
渡辺 それでは、次に孫さんお願いします。
孫 はい、先週の進捗会議以降、C画面のコーディングと単体テストは予定通りに進んでいたんですが、鄭さんの共通関数が修正されたのを受けて、昨日から詳細検索モジュールの仕様変更対応に着手しました。予定はコードの修正と単体テストが半分ぐらいしか終わっていない状態です。
渡辺 何が原因で遅れたんですか。
孫 実は、一旦単体テストまで、進んだところで、対応できていなかったケースがあることに気づきまして、再度コーディングに戻ったんです。遅れてしまって申し訳ありません。 渡辺 そうですか。スケジュールを変更する必要はありますか。 孫 いいえ、ただ、スケジュールでは今日中にD画面も含め終了しなければならないので、遅れを取り戻すため、今日10時ぐらいまで残業させていただけないでしょうか。 渡辺 わかりました。10時までならないです。お願いします。
孫 ありがとうございます。それから、大森さんにお願いなんですが、詳細検索モジュールの単体テストが終わるまで、画面からモジュールを呼ばないようにしていただけないでしょうか。
大森 わかりました。使えるようになったら、教えてください。 孫 はい。申し訳ありません。
渡辺 明日の朝、私に終了したかどうか報告してください。 孫 はい。
渡辺 では、次は山口さん。お願いします。 山口 はい。……
会話三(与客户沟通)
孫 ;はい。SJIシステムでございます。 渡辺:お疲れさまです。
渡辺ですが、香川部長いらっしゃいますか。 孫 :お疲れさまです。孫です。
部長は、今、お客様と打ち合わせ中なんですが。
渡辺:そうですか。では、打ち合わせが終わったらでいいので、伝えて欲しいんですが。 孫 :はい。メモを取りますので、少々お待ちください。
お待たせしました。どうぞ。
渡辺:今、A社でミーテイングが終わったところなんですが、また新たにご要望をいただいので、もう一度見積もりを出すことになったんです。 孫 :そうなんですか。
渡辺:午後もう一社回ってから帰社するので、戻りは大体5時頃になるんですが、今日中にミーテイングできるか、確認しておいてもらえますか。 孫 :はい、A社の見積もりの件で5時以降にミーテイングできるか確認すればよろしいのですね。確認でき次第、折り返しお電話しましょうか。 渡辺:はい、ではお願いします。 孫 :わかりました。 渡辺:失礼します。 孫 :失礼します。
孫 :はい、第一開発部です。
春日:総務の春日ですが、こちらに渡辺さん宛の荷物が届いたんですけど、誰か取りに来るように伝えてもらえませんか。 孫 :はい、わかりました。
春日:お願いします。失礼します。 孫 :失礼します。 P54会话3 山口:はい、SJIシステムでございます。
孫 :おはようございます。孫ですが、香川部長いらっしゃいますか。 山口: おはようございます。少々お待ちください。
部長、孫さんからお電話です。 香川:はい、香川ですが。
孫 :おはようございます。孫です。大変申し訳ありませんが、風邪を引いてしまいまして……今日は病院に行ってから出社させていただいてもよろしいでしょうか。 香川: 大丈夫ですか。
孫 :はい、何時頃出社できるか、わかり次第ご連絡します。 香川:わかりました。気をつけて。 孫 :では、失礼します。 香川:はい。
会話1
孫:はい、SJIシステムでございます。
服部:お世話になっております。五大陸トラベルの服部と申しますが、前田さんはいらっしゃいますか。
孫:お世話になっております。申し訳ございませんが、前田さんはただいま外出しておりまして。
服部:そうですか。何時頃にお戻りになりますか。
孫:11時半に踊る予定だったのですが、確認してまいりますので少々お待ちください。 服部:はい。
孫:すみません、大森さん。五大陸トラベルの服部様から前田さんに御電話なんですが、前田さんは今日何時頃戻られるかご存知ですか。 大森:分からないですねえ。前田さんのことは、後藤さんなら知っていると思いますけど、後藤さんも今いませんね。
孫:そうですね。分かりました。ありがとうございます。
お待たせいたしました。申し訳ございません。あいにく前田の予定が分かるものも席を外しておりまして、何時に戻るか分からないのですが。
服部:そうですか。ちょっと急ぎの件なんですが、前田さんの携帯電話の番号を教えてもらえませんか。
孫:それでは、こちらから早急に前田に連絡を取りまして、服部様に連絡するように申し伝えますので、御電話番号をいただいてもよろしいでしょうか。
服部:そうですか。分かりました。番号は03-1234-56789です。 孫:03-1234-56789ですね。
服部:はい。では、よろしくお願いします。 孫:はい。失礼いたします。 会話2
(応答音声)ただいま、電話に出ることができません。ご用の方は発信音のあとにメッセージをお願いいたします。
孫:お疲れ様です。孫です。五大陸トラベルの服部様からお電話がありまして、至急連絡を取りたいそうです。電話番号は、03-1234-56789です。またご連絡します。失礼いたします。
孫:すみません、後藤さん、10分程前に五大陸トラベルの服部様からお電話があったんですが、前田さんは何時にお戻りになりますか。 後藤:あ、さっき前田さんから連絡がありまして、戻りは1時半に変更になったんですよ。予定を書き換えるのを忘れていました。すみません。 孫:分かりました。ありがとうございます。
吉川:今日はお忙しいところありがとうございます。
渡辺:いえいえ、今日は中国関連のお話ということでしたので、弊社の社員で中国出身の孫を連れていりました。
孫 :SJIシステム第一開発部の孫と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 吉川:五大陸トラベルの吉川と申します。よろしくお願いいたします。どうぞおかけください。
孫 :失礼します。
吉川:実は、今作っていただいているWebシステムなんですか、中国版を作ることになり
ました
渡辺:そうなんですか。
吉川:ええ、そこで、御社にまたぜひお願いしたいと思っているんです。 渡辺:それは、ありがとうございます。 吉川:それで、やはり中国向けのものを作るなら中国人が好むデザインや作りを研究して、
他の有力サイトとの差別化も図っていけたらと思っているんですよ。 渡辺:そうですか。
吉川:何かご提案をいただけたらありがたいんですが。 渡辺:うーん、そうですね……。孫君はどう思う?
孫 :そうですね、私は中国語のWebサインもよくチェックしているんですが、今中国で人気がある大手の旅行関連のサイトが2つあるんです。それぞれ使いやすさやデザインの特徵か全く違うので、よろしければここでそのサイトをお見せしましょうか。 吉川:ぜひお願いします。
孫 :はい。わかりました。……
渡辺:孫君、五大陸トラベル様との打ち合わせの議事録、今日中にできますか。 孫 :はい。 渡辺:それから、孫君が提案してくれた中国で任意がある旅行関連のサイトについても資料にまとめてください。 孫 :わかりました。
渡辺:できたら、私に提出してください。 孫 :はい、了解しました。
渡辺:孫君、議事録はあれで問題ありません。メールで五大陸トラベル様にお送りしてください。
孫 :はい。了解しました。
渡辺:それから、資料にあったデザイナーさんだけと、孫君の知り合いなの?
孫 :はい。私の友人です。中国で人気のショッピングサイトを手がけた会社に所属しているんですが、旅行関係のWebデザインはやっていないと思うので、いいかもしれないと思いまして。
渡辺:そうですか。じゃあ、それも資料に書き添えておいてください。 孫 :はい。 香川:孫君、昨日、五大陸トラベルの方にお会いしたんだけど、孫君が以前紹介してくれたデザイナーさnのおかげて、すごくいいものができそうだと、大変喜んでいたっしゃいましたよ。孫君にもよるしくとのくとでした。 孫 :そうですか。お役に立てて光栄です。 香川:それから、その会議の議事録も孫君が書いたと渡辺君に聞いたんだけど、しっかり書けていたそうですね。
孫 :いえいえ、皆さんから色々ご指導いただいているおかげです。
香川:これからもどんどん活躍してもらって、いずれは日本と中国の架け橋になってくれることを期待していますよ。 孫 :はい。頑張ります。